洗顔料 人気 意外と知らない人も多い洗顔のこと。正しい洗顔方法を紹介します

洗顔料人気

毎日顔を洗うために使っている洗顔料。
使いやすいのはフォームタイプやジェルタイプですが、固形石鹸を使っているという方もおられるようです。

洗顔料は肌を綺麗にするためのもの。
中には肌トラブルなどに特化した効果を持つものもあり、ドラッグストアで選ぶ際にはずらっと並んだ洗顔料を見て悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

ここでは正しい洗顔料の使い方や、今人気を集めている洗顔料を紹介しますので、自分の使い方を一度見直してみましょう。

 
 

洗顔はなんのためにするもの?

洗顔料を使って顔を洗うことはすでに習慣となっていると思いますが、どんな目的で行っているのか解説できますか?
「顔の汚れを落とす」、これは誰もが思い浮かぶことですが、実はもうひとつ「肌の調子を整える」という目的もあります。

 

洗顔の目的1:肌についた汚れを落とす

顔に付着する汚れには、ふたつの種類があります。
ひとつは、メイクが主となる油性の汚れ。
もうひとつが、皮脂、汗、ほこりといった水溶性の汚れです。

汗や皮脂は毎日分泌されるものですし、外出しなかった場合でも室内のほこりや汚れは付着しますので、毎日洗顔料を使って汚れを落とすようにしなければいけません。
また、花粉や大気汚染物質から肌を守るためにも、洗顔料で顔を洗うことはかなり大切なことです。

 

洗顔の目的2:肌の調子を整える

洗顔は肌の汚れを落とすために大事なことですが、洗顔後に行うスキンケアの効果がしっかりと肌に行き渡るように調子を整えるという働きも行います。
洗顔料を使って皮脂やほこりを落とすことはさきほど説明しましたが、もしも毛穴の中に皮脂が詰まっていたらスキンケアの効果は十分に発揮されません。
肌をきれいにしたい場合、高価なスキンケアアイテムを使っているという方も多いと思いますが、洗顔がきちんと行われていないせいでスキンケアの効果が発揮されていないかも、と思うともったいないですよね。

 
 

洗顔料の種類

洗顔料の種類と、特徴について解説します。
今使っているものではない種類のものでも、興味を持ったら使ってみましょう。

 

洗顔料の定番「フォームタイプ」

最も一般的なのが、フォームタイプの洗顔料です。
チューブに入っているため、空気に触れて酸化するということも少なく、最後まで衛生的に使えます。
各メーカーからさまざまな種類のものが発売されているので、自分の肌の状態や悩みに合わせて使えるのが特徴です。

 

洗顔料の中で最も長い歴史を持つ「固形石鹸タイプ」

固形石鹸タイプの洗顔料はアルカリ成分が多く配合されているものが主流で、クリームタイプなどに比べると洗浄力も高いようです。
皮脂が気になりやすい脂性肌、混合肌の方であれば、すっきりと肌を洗うことができる固形石鹸タイプの洗顔料がおすすめです。

製法による違いもあるようですので、洗顔料にこだわりたい場合は一度固形石鹸タイプの洗顔料を使ってみるのも良いかもしれません。
ただし、水分の多い場所に置いておくと雑菌が繁殖しやすくなりますので、お風呂場以外の場所で保管してください。

 

使いやすさはNo.1「泡タイプ」

ポンプを押すと泡になった状態で出てくるため、洗顔料を泡立てる手間が不要になって洗顔にかかる時間をかなり短縮することができます。
朝の洗顔は泡タイプで行っているという方もおられるようです。

しかしこの泡立ちの良さを維持するために、洗顔料の中に添加物を配合しているものも多く、敏感肌の方だと刺激を感じることもあるようです。

 

固形石鹸タイプと並ぶ洗浄力「リキッドタイプ」

肌の汚れをしっかり落としたいけれど、固形石鹸を使うのは面倒だと感じる場合はリキッドタイプがおすすめです。
泡立ちもよく、使用後はしっとりと仕上がります。リキッドタイプの洗顔料の中には泡立て不要のものもあります。

 

酵素パウダーとも呼ばれる「パウダータイプ」

洗顔料や石鹸を粉末にしたもので、1回分ごとに個包装になっているものもあり、旅行の際でも持ち運びしやすいようです。
水分を使っていないため、添加物として配合されている成分の量がかなり少なくなっており、肌に優しい洗顔料を使いたい方におすすめです。
しかし、パウダーだけでモコモコの泡を作るのは少々難しいようです。

 

マッサージしやすい「ジェルタイプ」

洗浄力も保湿力も高く、洗顔後に顔が保湿されている感じが好きでジェルタイプを選ぶという方も多いようです。
弾力性の高いテクスチャーですが、泡立てて使うものもあります。
テクスチャーの粘度が高いので、すすぎはしっかりと行いましょう。

 
 

弱酸性と弱アルカリ性の違い

洗顔料は、テクスチャーの形状以外にも種類があります。
それが、弱酸性と、弱アルカリ性という違いです。

人間の肌は弱酸性になっており、肌との相性を考えると弱酸性の洗顔料を使うのが良いようにも思えますが、弱酸性のものだと洗浄力が弱いという特徴があります。

アルカリ性の洗顔料は弱酸性のものよりも洗浄力が高いため、皮脂汚れや付着した汚れも落とすことができますが、そのぶん刺激に感じることもあるようです。
敏感肌の方はアルカリ性よりも弱酸性の洗顔料を選ぶ方が良いでしょう。

気になるものがあったらまずはサンプルを使用してみるのがおすすめです。

 
 

洗顔料の中でも人気を集めるタイプはどれ?

さきほど説明した洗顔料のタイプから、多くの方が使っているタイプをランキング形式で紹介します。

 

第1位!やっぱり使いやすい「フォームタイプ」

ドラッグストアでも大きく展開されているフォームタイプが、やはり人気のようです。
泡立てネットなどのアイテムを使えばすぐにモコモコの泡が作れるという手軽さ、選ぶ種類の豊富さ、敏感肌でも使えるアイテムが多いことが人気の理由でした。

 

第2位!酵素洗顔が人気「パウダータイプ」

酵素配合のパウダーを使って美肌を作れるアイテムもあり、泡が弾けるような感覚が癖になる、肌質に関係なく使用できる、ということも人気の理由となっています。
使用後に肌がなめらかになった、という感想もありました。

 

第3位!洗浄力の高さを求める人に人気「ジェルタイプ」

泡立てやすく、皮脂をすっきりと落としてくれる力を持っているアイテムも多く、さっぱりとした使用感が人気です。
毛穴の黒ずみや開きを気にしている方は、ジェルタイプの洗浄力が良いと感じているようです。

 
 

何気なく行っている洗顔。正しい方法を復習

洗顔の基本はしっかり泡立てて使うこと!

泡立てて使う洗顔料の場合は、モコモコの泡を作ってから顔に乗せましょう。
泡立ちが不十分で肌に直接指や手のひらが触れてしまうと摩擦を与えることになり、肌に大きな負担を感じさせてしまいます。
目元、小鼻周辺はとくにきれいにしたいと思って何度も擦ってしまいますが、それらの摩擦と刺激が長期間にわたって与えられることでシワなどのエイジングサインの原因になることもあります。

また、洗顔料が泡に変化していれば、すすぐ際もさっと洗い流すことができるようになります。
洗い流しがあると肌トラブルの原因になりますので、それを防ぐためにも鏡を見ながら洗顔を行うのが良いでしょう。

 

洗顔のコツ

しっかりと泡立てた洗顔料を顔に乗せた後は、泡を潰さないように軽い力で手のひらを動かしてマッサージするようなイメージで顔を洗いましょう。
細かな泡が毛穴に入って汚れを落としてくれますので、指先を使って擦るように洗う必要ありません。

洗い流す際には、人肌程度の温度にしたぬるま湯を使って泡を流しましょう。
熱湯で顔をすすぐと肌に必要な皮脂まで落とすことになりますので、肌が乾燥する原因を作ることになってしまいます。

洗顔後、清潔なタオルで顔を押さえるようにして水分を取るのも大切なポイントです。
タオルで強く擦ると刺激と摩擦になりますので、気を付けて洗顔を行っても台無しになってしまいます。

洗顔前にホットタオルを顔に乗せて毛穴が開いた状態にしておくと、毛穴の汚れが落としやすくなりますので、時間に余裕があるときに行ってみてください。

 
 

まとめ

洗顔料は毎日使うものですので、少しでも自分の肌にあったものを探したいと思われている方も多いと思います。
ここで紹介した洗顔料の種類を参考にしながら、自分にぴったりのアイテムを見つけられるようにいろいろな洗顔料をチェックしてみてください。

 
 

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