毛穴ケアの為の 洗顔 クレンジング(メイク落とし)の選び方と使い方
毛穴洗顔どうすればいい?毛穴対策に気を付けるポイントは?正しい洗顔方法も伝授します!
毛穴の目立ち、気になりませんか?
鼻の毛穴が目立つようになると、イチゴ鼻と言われるような状態になって、メイクが落ちやすくなってしまうこともありますね。
また、頬の毛穴もメイク崩れを引き起こす原因になりますし、鏡で見たときに非常に気になる存在となります。
毛穴をカバーしようとしてファンデーションを重ね塗りすると、老けたように見えることもあり、なるべくなら毛穴を目立たせないようなケアをしておきたいものです。
スキンケアというと、化粧水や乳液といった「与える」ケアを思い浮かべてしまいますが、毛穴をケアするために必要なのは「落とす」ケアである洗顔やクレンジング(メイク落とし)です。
普段の洗顔やクレンジング(メイク落とし)でどのようなことに気を付ければ良いのか、毛穴ケアに適した洗顔料やクレンジング(メイク落とし)も紹介します。
毛穴詰まりの原因などと一緒に紹介しますので、毛穴に悩まれている方はチェックしてくださいね。
毛穴が開いてしまう場合の原因
毛穴の汚れや毛穴が目立つ要因の1つである毛穴の開き。毛穴が開いてしまう場合の原因について詳しく見てみます
水分と油分のバランが崩れ皮膚の環境が悪い
水分と油分のバランスが崩れて皮膚の環境が悪くなっていることが毛穴の開きの原因の1つになります。
乾燥は肌にとって良いことは一切ありません。
これは毛穴にとっても悪い影響を及ぼします。
肌が乾燥していると皮膚がヨレヨレになってしまい、毛穴が目立ちやすくなります。
また、肌の乾燥を少しでも改善させようとして皮脂が過剰に分泌されることもあり、さらに肌トラブルを引き起こす可能性も考えられます。
コラーゲンが減少して毛穴がたるんでしまう
肌のハリを維持するために欠かせない存在として知られるコラーゲンですが、年齢や生活週間の乱れによって減少してしまいます。
これによって肌がたるむようになってしまい、それに伴って毛穴もたるんで開くようになってしまうのです。
この場合、毛穴がしずくのように縦長に開く特徴があります。
ターンオーバーが正常に行われていない
ターンオーバーは、肌が生まれ変わるためのサイクルを示す言葉です。
古くなった細胞、角質などを排出するための行動で、だいたい1サイクル28日程度で行われると言われています。
しかし、生活習慣が乱れていたり年齢を重ねたりすることでターンオーバーは少しずつ遅れるようになり、正常に行われなくなることがあります。
その際、肌の状態は悪化して毛穴の開きにも繋がりやすくなってしまいます。
開いた毛穴をケアするための方法
洗顔を丁寧に行って毛穴の汚れを落とす
開いた毛穴をケアするために最も重要なのは、毛穴が詰まらないようにすることです。
洗顔を毎日きちんと行い、顔にある皮脂を適切に落とすことを心掛けましょう。
ただし、洗いすぎは肌の乾燥の原因になりますので注意が必要です。
保湿ケアを行う
肌が乾燥すると毛穴が開く原因になりますので、スキンケアでは保湿を重視しましょう。
肌に十分な潤いがあれば肌そのものがふっくらとしてきて、毛穴も目立ちにくくなります。
ピーリングや角栓ケアをしすぎないように注意する
毛穴が気になる方のために毛穴ケアアイテムがたくさん発売されています。
ただし、ピーリングや角栓ケアは肌にとって刺激となりかねないものですので、使用頻度を守りながら使用しましょう。
過剰に肌にストレスを与えることになると、毛穴はケアできても赤みなどの肌トラブルが起きる可能性があります。
積極的にコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを取り入れてみる
これらの成分は、肌の土台となる部分をつくるものです。
スキンケアで取り入れてみると、肌の保湿を効果的に行ってくれるうえに、毛穴の開きを改善したり、予防したりしてくれる働きが期待できます。
皮脂が詰まって毛穴が開いた場合の原因
ターンオーバーが正常に行われていない
上の項目でも説明しましたが、ターンオーバーが行われていないと肌トラブルを引き起こす原因となります。
適切に排出されず肌に残ったままの角質が毛穴に詰まってしまい、毛穴が目立つようになってしまいます。
メイクや皮脂が残っている
毎日クレンジングや洗顔を行っていても、きちんと落としきれていないということがあります。
この場合も毛穴にメイクや皮脂が詰まってしまい、毛穴が目立ちやすくなります。
開いた毛穴を放置している
毛穴が開いていると、汚れなどが入り込みやすい状態になっています。
まずは毛穴の開きを防ぐようにしましょう。
毛穴の詰まりをケアするための方法
毛穴の詰まりを解消するための方法は至ってシンプルで、クレンジングと洗顔を丁寧に行い、保湿をしっかりするだけです。
毛穴の詰まりを引き起こすのは、皮脂である場合がほとんどだと言われていますので、肌に余分な皮脂を残さないようにクレンジングや洗顔をきちんと行うようにするだけで、かなり毛穴の状態は改善されると考えられます。
また、乾燥を防いでおけば皮脂が乾燥してしまうことも防げますし、ターンオーバーが正常に行われるように助けることにも繋がります。
紫外線で毛穴が黒ずんでしまった場合の原因
この場合、毛穴がザラザラするのが特徴です。
前述のふたつとは異なり、紫外線ダメージによって肌の状態が悪くなったことが原因ですので、紫外線対策をきちんと行いましょう。
紫外線というと日焼けのイメージしか浮かびませんが、実は紫外線を浴びると皮脂が酸化して黒ずみます。
これが、紫外線が原因の毛穴トラブルの原因です。
黒ずんだ毛穴をケアするための方法
酸化した皮脂を取り除くために、洗顔をきちんと行いましょう。
ピーリングなども皮脂を取り除くために効果的です。
屋外での活動が多い場合は、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化力を持った成分を、スキンケアやサプリメントで取り入れてみるのもおすすめです。
意外と知らない?洗顔やクレンジングの基本
毛穴ケアのために汚れを落とすことを丁寧に行うことは基本中の基本ですが、洗顔やクレンジングを行う際に気をつけたいことがいくつかありますので紹介します
洗顔料やクレンジングを選ぶときに気を付けたいこと
まず、毛穴ケアのための洗顔料やクレンジングを選ぶときに気を付けたいことを紹介します
使い続けていける値段のものを選ぼう
洗顔料やクレンジングは、ドラッグストアで買えるものから、デパートで購入するものなどかなりの数が発売されています。
「高価なもの=良いもの」と思いがちですが、1本数千円するものをずっと使い続けていけるかどうか一度考えてみましょう。
スキンケアは洗顔料やクレンジングの他にもたくさんのアイテムが必要になります。
良い洗顔料やクレンジングを使うと肌の状態も良くなりますが、お財布に無理をさせない価格帯のものを選びましょう。
配合されている成分をチェックしてみて
洗顔料やクレンジングは毎日使うものですので、肌にとって負担になる成分が入っていないかどうかを確かめましょう。
合成界面活性剤、パラベン、防腐剤は避けたい成分ですので、成分表示などを見て配合されているかどうか、配合されていてもごく少量であるものを選ぶのをおすすめします。
また、ヒアルロン酸、セラミドといった保湿力の高い成分が配合されているものを意識して選ぶと肌トラブルを予防できますよ。
では次に洗顔やクレンジングのやり方について気をつけたいことを紹介します
正しい洗顔方法とは?
正しい洗顔を行うためのポイントは4つ
1.手は清潔な状態にしておく
2.使うのは38度くらいのぬるま湯で
3.しっかり泡立てて、肌に触れないように洗う
4.洗い残しがないようにしっかりすすぐ
1.手は清潔な状態にしておく
手に雑菌が付いている状態だと、せっかく顔を洗っても意味がありません。
石鹸で手を洗ってから洗顔を行いましょう。
2.使うのは38度くらいのぬるま湯で
皮脂を落としやすいのが人肌程度の温度だと言われています。
冷たい水、熱すぎるお湯は避けましょう。
3.しっかり泡立てて、肌に触れないように洗う
洗顔ネットなどを使って洗顔料を泡立てたら、泡で肌を包むようなイメージで洗ってください。
指が肌に触れると肌を刺激してしまいます。
4.洗い残しがないようにしっかりすすぐ
泡が残っていると肌トラブルの原因になりますので、丁寧にすすぎましょう。
この際も肌にはあまり触れないように注意してくださいね。
5.水気を拭く際は優しく押さえるように
タオルでゴシゴシ拭いてしまうと、摩擦によって肌は傷付いてしまいます。
優しく押し当てるようにして水気を取るようにしてください。
スキンケアで肌トラブルを防ごう
洗顔の後、肌は乾燥しやすい状態になっています。
時間をおかずすぐに化粧水を付けて水分を与えましょう。
化粧水や乳液、美容液はスキンケアに欠かせないアイテムですが、目的に合わせて美容オイルなどを使ってみるのも良いですよ。
正しいクレンジング(メイク落とし)方法とは?
正しいクレンジング(メイク落とし)を行うためのポイントは4つ
1.手は清潔な状態にしておく
2.使うのは38度くらいのぬるま湯で
3.ゴシゴシと強くこすらない メイクを落としながらマッサージしない
4.洗い残しがないようにしっかりすすぐ
洗顔と似ていますね
1.手は清潔な状態にしておく
洗顔と同様にクレンジング(メイク落とし)を行う際もまずは手をきれいに洗ってください。
クレンジング(メイク落とし)にはオイルクレンジングやクリームクレンジング、ゲルクレンジング、ふき取りクレンジング、水クレンジングなど様々なクレンジング(メイク落とし)があります。
クレンジング(メイク落とし)は顔にクレンジング剤を塗って軽くマッサージしながらメイクとなじませるという方法でメイク汚れを落としていくものが大半ですので、手に雑菌が付いている状態だとクレンジングが手の汚れとも反応して、肝心のメイク汚れをうまくからめとれなかったり、手の汚れによって品質が変わってしまいパフォーマンスが落ちてしまうということも考えられます。
まずは石鹸で手を洗ってからクレンジング(メイク落とし)を行いましょう。
2.使うのは38度くらいのぬるま湯で
クレンジング(メイク落とし)も洗顔と同様に熱いお湯でごしごしこすって洗い流すのはご法度です。
クレンジング(メイク落とし)の場合は、メイクとなじませた後にまずはぬるま湯をクレンジングをしている肌に適量かけて乳化をするとクレンジングが落としやすくなります。
皮脂を落としやすいのが人肌程度の温度だと言われていますのでクレンジング(メイク落とし)を洗い流す場合の冷たい水、熱すぎるお湯は避けましょう。
3.ゴシゴシと強くこすらない メイクを落としながらマッサージしない
クレンジング(メイク落とし)はメイクの上に乗せてくるくるとマッサージするようにメイクとなじませて洗い流すかふき取るという使い方をするものが多いですが、メイクとなじませる際も強い力でマッサージをするのは避けて下さい。
たいていのクレンジング(メイク落とし)はメイクとクレンジングがなじんだら指が振っと軽くなるなど感触が変わるモノも多いですので、指先の感覚に注意を払ってていねいに洗顔をするようにしてください
またふき取り化粧品の場合も、コットンなどで肌をごしごしこするのではなく、優しくすべらせるように動かしたり、目元などのポイントメイクはクレンジングを浸したコットンで目元を軽く押さえてコットンを滑らせて汚れを取り去るなど、できるだげ肌の上でコットンを動かす回数は減らすようにしてください。
クレンジング(メイク落とし)の量は少ないと汚れ落ちが悪くなったり、摩擦が増えたりしますので、クレンジング(メイク落とし)の使用量は決してケチらず、使い方の説明を読んで適量を使用するようにしてくださいね
もしマッサージもできるクレンジングであっても、メイクを落としながらの汚れが混ざったクレンジングゲルでのマッサージは避けて下さい。
もしクレンジングクリームなどでマッサージをするなら、最初にメイクを落としてすすいだ後に清潔な肌に新しいクレンジングクリームをのせてマッサージするようにしてください。
4.洗い残しがないようにしっかりすすぐ
クレンジング(メイク落とし)が残っていると肌トラブルの原因になりますので、丁寧にすすぎましょう。
この際も洗顔と同様にゴシゴシ肌をこすらず、肌にはあまり触れないように注意してください。
毛穴が気になるならまずは正しい洗顔やクレンジングから!
何気なく行っている洗顔料やクレンジング(メイク落とし)ですが、毛穴トラブルを防ぐためにはとても重要なものです。
適した洗顔料やクレンジングを選び、肌に優しく触れることを意識しながら行ってみると、毛穴の開きや目立ちが少しずつ改善されていくでしょう。
ここで紹介した洗顔方法やクレンジング(メイク落とし)方法を参考にしながら、毎日丁寧に洗顔してみてください。